第48回栃木県母親大会inなすの 第1分科会の報告

アピール文

テーマ:あなたのお子さんは本当に安全を食べていますか!

 原発事故から2年以上経過し、人々の関心が薄れてきていることもあり参加人数が少ないと予想していたのですが、なんと会場一杯の61名という大盛況となりました。

汚染の概況説明

 この分科会のために特別に用意作成した資料(汚染マップ・ベクレル計測の概要・食品の汚染ランク等々)71部が全て無くなる状況でした。

 まず、測って見ないと分からない放射能ということで、那須野が原の汚染状況やアジア学院ベクレルセンターでの食品・土壌等の計測結果、那須塩原市のおける食品の計測結果を参加者の皆様に説明いたしました。

質疑応答

 次に、子どもを守るためにできることはなにか、法律は出来ていても実行に移されない『子ども・被災者支援法』の現状を説明しました。

 最後に、第一分科会として次のようなアピール文を採択し終了となりました。

《参加者の願い、アピール》

・健康調査を受けたい
・風化させてはいけない
・子どもに伝える責任がある
・原発が無くなるまでやろう
・『子ども・被災者支援法』の呼びかけを母親大会から
・日本の厳しい基準を守ろう
・測定をしてデータ管理保存してゆく
・除染を積極的に実施して欲しい

《参加者の方からの質問・意見》
・市は芝生を除染しているが、深刈りなので効果は5割ぐらいしか減らない
・除染するには、狭い範囲でやっても効果見られないので、将来の子供達のため近所みんなで(面で)やらないとダメ
・国、マスコミは放射能汚染を終わらせたがっている、でも、現実は汚染は変わっていない
・報道をそのまま信じない、自分から情報を得て確認することが大切です。

※当日使用した資料につきましては、希望者が多いことから別途配布を予定しています。希望される方は、こちらまでお申し込み下さい。mineki.n@nifty.com
なお、活動継続のため、一部500円のカンパをお願いいたします。